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Daily Telegraph

映画『バットマン・リターンズ』のキャットウーマン役などで知られる女優のミシェル・ファイファー(55)が、カルトに関係していた過去を英紙Daily Telegraphのインタビューで明かした。

20歳でハリウッドに出てきたとき、ミシェルは「ブレスアリアニズム」を実践するカップルの仲間に引き入れられた。ブレスアリアニズムとはいわゆる「不食主義」。人は食物を摂らずとも日光のみで生きられる、という考え方だ。彼らは「不食」とまでは行かないが菜食主義者で、クライアントにも厳格なダイエットを強制するパーソナル・トレーナーだった。

「私は彼らと同居はしていなかったけれど、かなりの時間を共に過ごしていました。彼らはもっと頻繁に来るべきだとも言っていましたね。私は完全にコントロールされていました。私が彼らの家に行くと、常にあらゆる支払いをさせられて、お金は湯水のように出ていきました」。

ミシェルにこれがカルトであると初めて認識させてくれたのは、1981年に結婚した俳優のピーター・ホートンだった。ピーターは当時、統一教会を題材とした映画に出演する準備の一環でカルトのリサーチをしていたため、妻がカルトに取り込まれていることに気づいたという。

その後間もなくこのトレーナーたちとは袂を分かったが、ミシェルは現在、乳製品も摂らない完全菜食主義を貫いている。

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