Alexi Lubomirski for Harper’s BAZAAR
一般人にはとても手が出ない高級メゾンのオートクチュールや、数千万円とも言われるジュエリーの競演は、見ているだけでうっとりしてしまう。トップクラスのセレブともなれば、こういった高価な衣裳でも気に入れば「お買い取り」する例も多々あるが、“ラブコメの女王”ケイト・ハドソン(34)は違う。Harper’s Bazaar12・1月号のインタビューで自身の経済観念について語った。
「こういうドレスを私たちはみんな持ってるって思うでしょう? でも、借りてるのよ。私には、こんなものを買う余裕はないの。大枚をはたくものといったら、子供のドレスくらいかしら」
ケイトには2人の息子がいる。前夫クリス・ロビンソンとの間にもうけた9歳のライダーと、現在のフィアンセであるマシュー・ベラミーとの間に生まれた2歳のビンガムだ。
「私は高級店で買い物はしないわねえ。できたらいいんだけど、ほんとのところ、めちゃめちゃ高いじゃない?」
お金を賢く使うという考え方は、女優である母ゴールディ・ホーンから受け継いだものだという。
「ママは私たちにやたらとお金はかけなかったわ。恵まれた環境に育ったけれど、ママはそういう考えを私たちにしみ込ませたかったんだと思う」
子供たちのために列車をチャーターしたり、地下テーマパークを建設したりといった話題で楽しませてくれるブランジェリーナ夫妻のようなセレブもいれば、ケイト・ハドソンのような倹約家もいる。ひと言で「ハリウッドセレブ」と言っても、人それぞれだ。