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婚約間近と言われていた英国のヘンリー王子(29)と、ガールフレンドのクレシダ・ボナス(24)が破局したことがわかった。PEOPLE誌が報じている。

 

2人は約2年前から秘密裏に交際しており、血眼のパパラッチに四六時中狙われるも、なかなかツーショット写真を撮らせなかった。これだけ慎重を期してきた関係だけに、公の場に2人で登場した時点から結婚を視野に入れていると見られていた。最近では初めて公務にも帯同するなど付き合いはさらに深まり、いよいよ婚約かと世界中のメディアが色めきたつさなかの突然の破局。2人の間に何が起こったというのだろうか。

 

王子は友人に、ある悩みを打ち明けていたという。それは、彼女が王室に入るにはあまりにも貧しい上に、2人の関係もうまくいっていない、という驚きの内容だった。

 

しかし、2人の共通の友人は「別れは友好的なものでした。今でも2人は親友です」と強調する。「クレシダが貧乏だから捨てられた、という説はあまりにもバカげていますよ。彼女は自身のキャリアアップに集中したいと考えたようです。メディアに追いかけ回されて悩むことにもうウンザリしてしまったみたいで。王子はその意志を尊重したんです」。

 

ボナスは貴族の子女である母親と、実業家の父親の間に誕生。バッキンガムに位置する名門ボーディングスクール(全寮制の寄宿学校)のストウ・スクール卒業後に、リーズ大学へ進学。卒業後は英国で唯一の音楽とコンテンポラリーダンスの大学であるトリニティ・ラバン・コンセルヴァトワール大学でダンスを学び、現在はソーホーのマーケティング会社で働いている。王子に出会ったきっかけは、王子の従姉妹であるユージーン王女の紹介だ。この華やかな経歴から「貧しい」というキーワードは想像しがたい。まだ24歳と若いボナスを王室入りさせることで、彼女の人生の選択肢を奪ってしまうのではないか。「王子はクレシダを愛するが故にそう考え、泣く泣く別れを決心したんです」とその友人は語る。

 

原因の真相がどちらであるにせよ、2人の別れは動かしがたい事実であるようだ。交際が噂され始めた当初から、ボナスをよく思っていないと報道されてきたキャサリン妃は内心ほっとしているかもしれない。

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