昨年の大晦日、英国デヴォン州エクセターのマクドナルドに小さな女の子の泣き声が響いた。トイレから泣いて出てきたのは4歳のカヤ・ラングミードちゃん。母親のニコルさんが慌てて娘の体を調べると、太腿裏の皮膚がめくれ、血が出ていた。一体何が起こったのだろうか。
ニコルさんは当時の様子についてこう語る。
「カヤがトイレに行きたい、と言うので、並んで待っていたのですが、なかなか入っている人が出てきませんでした。もう諦めようかと思ったとき、2人の女の子が笑いながら出てきたんです。特に何も考えず、カヤをトイレに行かせました。しばらくして、カヤは泣きながら『便座から動けなかったの』と言って戻ってきました。見ると、太腿の裏の皮膚がはがされていたんです」
通報により到着した警官がトイレを調べると、便座に強力な接着剤が塗られていたことがわかった。所轄署はカヤちゃんの直前にトイレに入っていた10代の少女二人を容疑者として捜索、既に特定済みだという。
「彼女たちはカヤに自分たちのしてしまったことについて謝るべきです。自らの行いがどんな結果を招いたのか、正視してくれればよいのですが」とニコルさんはコメントしている。