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ムニューチン米財務長官とルイーズ夫人
写真:代表撮影/AP/アフロ

 

トロフィーワイフ扱いされていたメラニア・トランプが、ファーストレディとして評価されつつある一方で、ある政府要人の妻には“ワーストレディ”との呼び声が高まっている。スティーヴン・ムニューチン財務長官の新妻、ルイーズ・リントン(36)だ。

 

ムニューチンは裕福なユダヤ人家庭に生まれ、父が幹部を務めていたゴールドマン・サックスに自身も入行。2002年までの17年間で4,000万ドルにも上る資産を稼いだといわれている。ヘッジファンドを起ち上げ、映画への投資やプロデュース、果ては出演も行うなど、目立ちたがりの一面も。大統領選挙では、トランプ陣営で資金集めの要となり、当選に貢献した。

 

54歳のムニューチンと今年6月に結婚したルイーズ・リントンは、スコットランド出身の女優。18歳の年齢差がある年の差カップルだ。

 

今週はじめ、リントンはInstagramに夫の公務に同行し、逗留先で撮った写真に着用したアイテムのブランドにハッシュタグをつけて発信した。

 

公人の妻がエルメスやヴァレンティノを見せびらかす様子にカチンと来た1人のユーザーが、「あなたの旅行のお支払いが一部でもできて嬉しいです」と一見して嫌味とわかるコメントを付けた。

 

富豪の妻であるリントンはこれに過剰反応。長文で反撃してみせた。

 

「やだ! あなた、これが個人的な旅行だとでも? そうだったらいいわね! アメリカ政府が私たちのハネムーンやプライベートな旅行の代金を負担してくれると思った? 超ウケる。あなた、私や夫ぐらいこの国の経済に貢献したことあるの? あなたの生き方なんてかわいいものよ。こういう攻撃的なコメントを送って良い気持ちになれると思ったのよね。もうちょっと知性やユーモアがあったらよかったんだけど。楽しい夜を過ごしてちょうだい。頭を冷やして、『ゲーム・オブ・スローンズ』の新シーズンでも見たら? 最高よ」

 

1人の納税者をここまでバカにした財務長官の妻がかつて存在しただろうか。当然ながらInstagramのコメント欄は大炎上し、巻き込まれたヴァレンティノやトム フォードは速やかに「衣装の提供をしたことはない」と関係を否定。

 

リントンの関係者はNew York Postの取材に応え、「ルイーズはスポットライトが大好きなんですよ。就任式での彼女はまるでバービー人形のようでした。メラニアは夫の前を大股で歩いて、ラグジュアリーブランドの名前を垂れ流しながら、税政策を話し合う会議の出張先での写真を投稿するような真似は絶対しないでしょう。彼女はもっと慎重さを学ぶべきですね」と指摘。

 

現在、彼女のInstagramアカウントはプライベート設定され、閲覧できなくなっている。

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