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父ウィリアム王子に付き添われて登校したジョージ王子。右は学校長。

写真:代表撮影/ロイター/アフロ

 

英王室のジョージ王子(4)が現地時間7日、ロンドン市内の私立小学校トーマス・バタシー校に初登校した。英国における義務教育の開始年齢は5歳だが、ジョージ王子は4歳から始まる「レセプション」クラスに在籍する。

 

父ウィリアム王子、叔父のハリー王子が通った男子校の名門ウェザビー校ではなく、王室の慣例から鑑みると異例とも言える共学を選んだことになる。学校長も登校初日こそ外で出迎えたが、「特別扱いはしない」と明言しているという。これから王子と机を並べる子どもたちは、王位継承順位3位のクラスメイトをどう呼ぶのだろうか。

 

同校の元校長がPEOPLE誌の取材に応えた内容によると「王子は単なる“一生徒”として扱われ、尊称で呼ばれることはない」という。一般的なプリスクールと同じように、子どもたちは王子を「殿下」ではなく「ジョージ」と呼ぶことになる。

 

そこで気になるのは苗字だ。現在の英国王室は1917年に始まったウィンザー朝であり、王族の苗字は「マウントバッテン=ウィンザー」である。しかし、王族の人々がこの正式なラストネームを名乗ることは稀だ。実際、ウィリアム王子とハリー王子は、父であるチャールズ皇太子が「プリンス・オブ・ウェールズ(英国皇太子)」であるため、学生時代の姓は「ウェールズ」だった。

 

ウィリアム王子は結婚時に「ケンブリッジ公爵」を叙爵されている。父親の爵位を苗字とするという前例に倣うならば、ジョージ王子は学校では「ジョージ・ケンブリッジ」と名乗ることになるようだ。

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