スティーブン・スピルバーグとドリーム・ワークスが『怒りの葡萄』のリメイク作品を手掛けるようだ。スピルバーグは監督としてではなく、ジョン・スタインベックの同名小説に基づいて新たなリメイク作品ではプロデュースを担当するようだ。
ヘンリー・フォンダが主人公のトム・ジョードを演じた『怒りの葡萄』は1940年にジョン・フォード監督がメガホンを取った作品で、第13回アカデミー賞で7部門にノミネートされ2冠に輝いている。恐慌時代を背景にした原作は、オクラホマの土地を追われた小作農のジョード一家が一攫千金を夢見てカリフォルニアへと向かう家族ドラマを描いている。ピューリッツァー賞も受賞している同小説は来年で出版から75周年の節目を迎える。
そんなスピルバーグの次回監督作は、ブラッドリー・クーパーを主演に迎えた『アメリカン・スナイパー』だ。