2部作に及ぶ壮大な物語を凝縮し、1本の作品として2013年4月に上演された「ヘンリー四世」。大酒飲みで女好き、大ボラばかりの騎士フォルスタッフを、シェイクスピア俳優として海外でも評価の高い吉田鋼太郎が、そして国王の放蕩息子ハル王子(後の名君ヘンリー五世)を本作で蜷川作品初出演となる松坂桃李が演じる。さらに、インタビューやバックステージの映像を収録した特典ディスクを加えた3枚組DVD-BOX
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【出演】吉田鋼太郎 松坂桃李 ほか
【演出】蜷川幸雄 【作】W.シェイクスピア 【翻訳】松岡和子
DVD3枚組(本編2枚+特典ディスク)/PCBE-63349
13,600円(税抜)/14,280円(5%税込)
収録時間:本編約246分+特典映像約20分
発売元:ホリプロ 販売元:ポニーキャニオン 2013 HORIPRO INC.
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<あらすじ>
舞台は15世紀初頭のイングランド。リチャード二世から王位を簒奪したヘンリー四世は、自らの罪の意識を贖うためにエルサレムへの遠征を計画していた。しかし一方で、辺境では周辺諸国との争いが収まっておらず、国内の貴族の間にくすぶる王への不満も、次第に深刻なものへとなりつつあった。世継ぎであるハル王子(松坂桃李)は、大ボラ吹きで呑んだくれの騎士フォルスタッフ(吉田鋼太郎)達と自由奔放な毎日を送っていたが、ノーサンバランド伯を中心に国内外の勢力が結集した謀反が起き、父王より鎮圧軍の指揮を命じられる。歩兵隊長となったフォルスタッフと共にシュールズベリーへ出陣したハルは、激戦の末にこれを鎮圧し、続いて起きたゴールトリーの戦いも王軍の勝利に終わる。内乱がひと段落し、ヘンリー四世から王冠を託されたハルが新たな国王となる。親友が王となり、喜び勇んだフォルスタッフだったが・・・ 。
(2013年4月13日(土)~5月2日(木) 彩の国さいたま芸術劇場)