吉川友 アイドル界の常識をぶち壊す“わがままボディ”に注目！

1月25日、AKIBAカルチャーズ劇場にて吉川友の定期公演が 行われた。

1公演目の『CDジャーナルWEBコラボ企画 吉川友× 南波一海　ロングインタビュー on stage ～定期的にインタ ビューされてみっか！～Vol.2』は、司会に音楽ライターの南波一海をむかえてのトークイベント。衝撃的な下着プリントTシャ ツ（私服）でステージに登場した吉川。トークでは、わがままボディを 自称する吉川が、ハロプロエッグ時代の仲間のアップガップガールズ （仮）に対して、特にマシュマロボディと呼ばれるの仙石みなみに異様 にライバル心を燃やす赤裸々トークが飛び出す。

そして、ジムでのト レーニング話、久々の新曲についてなど話題満載。自由奔放に話す吉川 の面白さに、会場は爆笑の連続となった。詳しい模様は、CD ジャーナルWEBの記事『吉川友×南波一海　ロングインタビュー  on stage ～定期的にインタビューされてみっか！～第2回（WEB  ver.）』をぜひチェック！

http://www.cdjournal.com/main/cdjpush/kikkawa-yu/1000000943

そして2公演目と3公演目の『世界中に君は一人だ け ～定期的に東名阪でイベントしてみっか！～ in AKIBA カルチャーズ劇場』はライブイベント。デビュー曲の「きっかけは 

YOU！」から、「ハピラピ～Sunrise～」「こんな私でよかった ら」と、これまでリリースしてきた曲順でライブは進んでいく。“原点 回帰をテーマに、“吉川友’14”としてさらに進んでいきた い”と語っていたが、まさに吉川友の原点と進化を見せようという意気 

込みがステージ上からひしひしと伝わってくる。彼女の圧倒的な歌唱 力、堂々としたパフォーマンスにファンもヒートアップ。

アゲるだけではなく、松浦亜弥のカバー「チョコレート魂」や「運命」 などのバラードでも、歌の力だけで観客を惹き付けるところはさすがで ある。

さらには、新曲も初お披露目。2公演目ではダンサブルでセク シーな「URAHARAテンプテーション」、3公演目では弾ける ようなポップチューン「いいじゃん」を歌った。吉川のこれまでには無 いタイプの楽曲はとても新鮮に映った。

ライブ後半は、ステージから客席に走りファンの中で熱唱。「Candy  Pop」「Sweetie」といったアップチューンで盛り上げまくって本 編を締めくくる。そしてアンコールの「ずっとずっとずっと君がスキ だ」では、会場一体となっての大合唱が巻き起こった。

自由さ溢れるMCとスキルの高い歌とダンスという良い意味での ギャップ。彼女の持ち味が存分に発揮されたステージであった。グルー プアイドル全盛の今、ソロでこれだけ魅せられる吉川友の底力はすご い。彼女の今後がますます楽しみである。

（文・写真／土屋恵介）