ソン・スンホン、松嶋菜々子
最新日本映画『ゴースト もういちど抱きしめたい』会見に出席 特報写真公開!
8月3日、主演のソン・スンホンと松嶋菜々子らが出席し、東京・六本木のグランドハイアット東京で、ハリウッドの大ヒット映画のアジア版『ゴースト もういちど抱きしめたい』の製作報告会見がで行われた。
1990年に公開されたオリジナル版は、世界興収5億ドル超と一大ブームを巻き起こした『ゴースト~ニューヨークの幻』。デミ・ムーアと故パトリック・スウェイジが出演し、死んでゴースト(幽霊)となった男が、恋人の女性を守ろうとする純愛ストーリー。日本では観客動員400万人、興収58億円の大ヒットを記録した。日本版の監督は数々のドラマを手掛けてきた大谷太郎氏が初メガホン。舞台をニューヨークから東京に移し、松嶋演じる女社長・七海が命を落としてゴースト(幽霊)となり、最愛の恋人、ソン・スンホン演じるで、陶芸家を目指す韓国人青年・ジュノを助けるという設定が男女逆転になる。その他のキャストは、霊媒師に樹木希林、ほかに鈴木砂羽、宮川大輔、黒沢かずこ(森三中)らが出演する。
会見でソン・スンホンは「コンイチハ、ソン・スンホンデス。アリガトウゴザイマス」とまず日本語であいさつ。「米国版を観て来た世代ですから、その時の感動や思い出がたくさん残っています。この役は本当に嬉しかったです。日本映画ということで、日本のスタッフやキャストと仕事をすることにはたして自分で出来るかという葛藤がありました。今回の出演を決めたのは、松嶋奈々子さんの存在が大きかったですね。ぜひ共演してみたいと思ったんです。松嶋さんは優しく美しくて一生懸命仕事をする方です。本当に親切にしていただいた。初めて出会うシーンを最初に撮影したとき、松島さんを本当に美しいと思いました。“演技”をせずに美しいと思う…そのままに演じました。キスシーンの時に食事をしなかったんですが、お腹が鳴ってしまって申し訳なかったです」
一方の松嶋奈々子は「一つ一つのシーンを大切に粛々と撮影を進めました。ソン・スンホンさんとは、通訳を通しての会話でしたがコミュニケーションに努力しました。私もキスシーンのときにお腹が鳴ってしまって。聞こえたかな?って(笑)。ひとつひとつ、大事なシーンが続くので食事をしたいとは思わなくて。休憩を取らずに、このまま撮ってほしいと思った1か月半でした。ソン・スンホンさんは紳士で礼儀正しく品があって女性に優しい。芸術家の繊細な部分を体で表現できる方だと思いました。1日1回は韓国語で挨拶をするコミュニケーションをとってみた。またね、とか簡単なものですが、いつも優しい笑顔を返して下さいました。でもちょっと苦笑いでした」
『ゴースト もういちど抱きしめたい』
2010年11月13日(土)全国ロードショー
公式サイト
http://ghost-movie.jp
主演:松嶋菜々子、ソン・スンホン、樹木希林、鈴木砂羽、橋本さとし他
監督:大谷太郎
配給:パラマウントピクチャーズジャパン、松竹