俳優の小栗旬(26)が12日、東京・新宿ミラノ1で主演映画『TAJOMARU』の初日舞台挨拶を行った。映画は、作家、芥川龍之介の小説『藪の中』を原作に、周囲の裏切りにあいながらも、1人の女性を愛し抜く男を描いた物語。劇中で何度も涙を流した小栗が「あれはだいたい目薬です」と明かすと会場からはどよめきが。しかし中野裕之監督(51)から「旬くんは負けず嫌いなので、幸ちゃん(柴本幸=25)が泣くと泣き返すんです。全部で20回ぐらい泣いたじゃないかな」と明かされると「隠れてハッカ棒塗ってたんです」と慌てて照れ隠し、シャイな一面を見せた。(撮影:横山孝行)