25日、都内で映画『パーマネント野ばら』の完成披露試写会が行われ、女優の菅野美穂(32)、池脇千鶴(28)、小池栄子(29)、原作者の漫画家・西原理恵子(45)、吉田大八監督(47)が登壇した。同作は、離婚して一人娘とともに海辺の小さな町にある実家に戻った主人公・なおこが、母が切り盛りしている美容室『パーマネント野ばら』を手伝うことになる。店の常連客の女性たちはもちろん、なおこの友人もダメな恋愛を繰り返し、毎日のように過激な恋バナを展開するといったストーリー。同作で8年振りに主演を務めた菅野は「女性同士で本音を話すときは、明け透けだったり、男の人が“えっ!?”と思う部分があると思います。でも西原さんや監督は、女性のそういう本当の部分を愛している。この映画には、パワーがあってパワーのない、恋にまっすぐな女性たちがたくさん出ています」と映画の魅力を語った。そして、ほぼ全編を高知で撮影したことについて「約1か月間、合宿のような感じでロケをしていたので、終わった後も何となく集まったり、いつもと違ったコミュニケーションが取れました。撮影を終えたみんなが東京に帰っていくのがすごく寂しくて、『帰らないで、帰らないで』と引き留めましたね」と撮影を振り返った。(撮影:鈴木鍵一)

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