女優の由美かおる(59)が24年間レギュラー出演しているTBS・毎日系時代劇ドラマ『水戸黄門』を、12日スタートのシリーズ第41部(月曜、後8・00)で卒業することになり、5日、都内で卒業会見を行った。おなじみの入浴シーンは女忍者・かげろうお銀役で初登場した第16部第1話(86年4月)から恒例化。疾風(はやて)のお娟(えん)と役名が変わった01年4月の第29部以降も番組名物として継続。09年11月の放送で入浴回数200回を突破、いまや『日本一入浴シーンが似合う女優』といわれている。卒業理由について由美は「人生たった1回ですから、違うこともやってみたい。まだやれてないことがたくさんあるので」と明かした。今後について由美は「ファンの皆さんにお礼として全国漫遊の公演や歌やピアノの弾き語りをするコンサートをしたい。海外でも、シャンソンならフランス語、ロシアならロシア語、米国なら英語というように現地の言葉で歌いたい」と夢を語った。(撮影:鈴木高宇)