28日、東京・六本木ヒルズで開催中の第23回東京国際映画祭の特別招待作品『シュレック フォーエバー』の上映舞台挨拶に、日本語版の吹き替えを務めた女優の藤原紀香(39)、タレントの山寺宏一(49)、お笑い芸人の劇団ひとり(33)が登壇した。同作は、シリーズ4作目にして最終章で、シリーズ初の3D公開となる。最愛の家族に囲まれ幸せ絶頂のシュレックの前に最強の敵が登場。フィオナとの愛も、ドンキーとの友情も存在しないパラレルワールドに投げ込まれ、シュレック消滅の危機が訪れる。藤原は、日本語吹き替え版でヒロイン・フィオナ姫の声優を2000年の第1弾から10年間務めているだけに「フィオナは私の分身。慈悲深くて勇敢で…女性の鏡でした」と名残惜しんだ。「みんなの声が集まれば『シュレック リターンズ』があるかも」と会場に呼びかけていた。今回、ランブルスティルスキン役で初登場の劇団ひとりは、「こんな豪華な声優陣と一緒にやっていいの?って思ったけど、それなりにギャラもいただけるので引き受けました(笑)。撮り直しばかりで本当に辛かったので、できた時は嬉しかったです」と喜びを語った。映画は、12月18日より公開される。(撮影:小山伸正)