2日、東京・Bunkamuraシアターコクーンで、舞台『ミシマダブル「サド侯爵夫人」「わが友ヒットラー」』の公開舞台稽古が行われ、出演者の東山紀之(44)と生田斗真(26)が会見に応じた。同舞台は、本作は、三島由紀夫代表作2作を蜷川幸雄(75)の演出で、同じ舞台美術、同じ出演者で上演。『サド侯爵夫人』は18世紀のフランスを舞台に悪徳の限りを尽くすサド侯爵を6人の女性に語らせ、人間に潜む謎と闇を描いた物語。一方、『わが友ヒットラー』は、ナチス党政権下、ドイツ、ヒットラーがかつて同志を粛清したレーム事件を題材に、その前夜を描いた男たち4人の会話劇で、全ての男優が“女性”と“男性”を演じ分ける作品となっている。会見に女装姿で登場した二人。東山は「最初は違和感があったが、ポスターを見た友人の川平慈英(48)から、『お前となら付き合える』と言われて、自信がつきました」と笑わせた。一方、生田は、生田は「けっこう開放されますね。初めてなので気持ちいいです」と話し、「歩き方とかしぐさは稽古中から練習して身に付きました。スカートが長いので踏まないように気をつけています」と楽しんでいるようだった。