タレントの優香(30)が8日、都内で性暴力・DV相談ダイヤル開設をPRするパープルツリー点灯式に林久美子文部科学大臣政務官(38)と共に出席した。パープルダイヤルとは内閣府による、配偶者などからの性暴力やDVに関する相談電話で、この日の午前10時から受け付けを開始した。合図と共に点灯スイッチが押されると、高さ10メートルのツリーは、キャンペーンのイメージカラーである紫にライトアップされた。パープルは女性に対する暴力をなくす運動のイメージカラー。優香は華やかに輝くツリーを見ながら「パープルが女性にとって特別な意味がある色だっていうのはこれまで知らなかったんですが、これから広めていきたいと思います」とPRへの意欲を見せた。内閣府調べによると、配偶者からの暴力被害に遭っている女性10・8%に及んでいるという。林文部科学大臣政務官は「DVは見えないけれど身近な問題。そして、被害者は増えているのです」と現状を語った。これに対して優香は「言葉の暴力やメールを見られることもDV。悩んでいる人はひとりぼっちと感じてしまうと思うけど、(CMで)私を見かけたら電話してください」と笑顔で訴えた。(撮影:小山伸之)

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