31日、都内で、舞台『大奥 第一章』の製作発表会見が行われた。発表会には松下由樹(42)、木村多江(40)ら出演者が劇中の同様の豪華な衣装をまとって登場した。初座長を務める春日局役の松下は「大変なプレッシャーではありますが、皆さんのお力をお借りして、しっかりと陶酔してもらえるようないいお芝居を作っていけたらという気合いはあります。こうやって、7年前に(ドラマで)春日局を演じた時の衣装を着て、あの時の感覚が蘇ってくる。なるべくテレビと同じものを舞台でお届けしたい」意気込みを語った。作品に関しては「大奥は夢のようなきらびやかな世界ですが、その裏で、どのような人生を生き抜いているかというものを見てもらいたい」とPRした。木村は松下の印象を「お芝居で春日局に入り込んでしまうと、恐くて…」と告白したが、「けど、役が終わると急に話かけてきてくれるので、何を信じたらいいのか分からないです」と話すと、松下は苦笑いしていた。また、自身と役の共通点を聞かれると「意地悪な役をやると、どんどん気持ち良くなっていくんですよね」と考えながら答えていた。(撮影:河崎文雄)

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