10月13日、都内で、舞台『8人の女たち』の制作発表会が行われた。
発表会には女優の浅野温子(50)、荻野目慶子(47)、加賀まりこ(67)、大地真央(55)、戸田恵子(54)、マイコ(26)、牧瀬里穂(39)、南沢奈央(21)が登場した。
同作は2002年にフランスで公開された同名映画の舞台化で、雪で閉ざされた邸宅で発生した殺人事件をめぐるミステリーである。
浅野は、オファーを受けたときについて「加賀まりこさんが出演されると聞いて、何も考えずにやらせてくださいと答えました。あとになって、何も考えないで受けたなって、まずいなって思ってるんですけど」と明らかにした。
加賀は自身の役柄について「穏やかな老婦人役なんで、牧瀬さんのスカートとか、大地さんと浅野さんのとっくみ合いのけんかとかを男性目線で楽しみにしていますね」と余裕の表情を見せると、浅野は「今からうそ付いていますよね。どこが穏やかなんだか。もううそ付かなくていいんじゃないですか?」と舞台さながらの火花を散らせていた。
最年少の南沢は「心臓が飛び出るくらい緊張しているし、けさも鼻血が出て。デビュー当時くらい緊張して、ビクビク、ドキドキしています」と苦笑いしていた。(撮影:河崎文雄)