11月9日、都内で、NHK『坂の上の雲』の試写会が行われた。試写会には俳優の本木雅弘(45)、阿部寛(47)、高橋英樹(67)らが出席した。
本作は、司馬遼太郎の小説が原作。09年から3年にわたって放送し、今年が最後の第3部。主演の秋山真之を演じた本木は役柄について「役割すら見つからないで悩んでいる人が多いなか、自分の役割をまっとうできたのはうらやましいです」と思いを語った。
陸軍の児玉源太郎役の高橋は「今こそ、こういう国が大変な時期に、明治の人がどう生きたかを思い返す。そういう意味で、日本人に勇気を与え、絆でつなげることができる作品だと思います」と作品をPRした。
また、今回大物俳優との初共演が多かった本木は、高橋とは初共演だったそうで「興奮して7回もNGを出しました」と明かし、渡哲也(69)との初共演に関しても「最初、渡さんから『私はこう見えて柔軟だから、なんでも相談してほしい』と声をかけられたけど、その言葉で余計に緊張した」と振り返っていた。