12月3日、都内で、歌手の諸星和己(41)が3日、都内で新曲『俺(お)らなんにもね~』発売記念イベントを行った。
84年の吉幾三(59)の大ヒット曲『俺(お)ら東京さ行ぐだ』の27年を経ての続編で、諸星自身が作詞を手がけ、現代風にアレンジ。
04年に米NYで原曲を聴き感銘を受け、吉を7年かけて口説いたといい「おねーちゃんでもそんなに口説かない」と笑わせながら、「仕事がねえ、収入ねえ」と熱唱し、諸星が演歌の大御所の魂を受け継いだ。「オファーして7年でようやく実現した。吉さんと一緒にステージに立ちたい」と共演を望んでいた。
ステージでは諸星流の軽快なトークを繰り広げ、曲のテーマとなった『背伸びをしない』というメッセージについて「貧乏なら貧乏なりに生きて下さい!金持ちなら金をバンバン使って下さい!そして日本を良くして下さい!」と話し、笑いを誘っていた。
また、独身の諸星に報道陣から結婚について質問が集中し「ね~、どっかで気にする、そろそろね。41だし、家族を持って、子どもをもって、違った意味での責任感を持ちたい」と結婚願望を明かしつつ「相手あっての結婚だからね。選べないんだよ、たくさん寄ってくるからね」と笑顔で語った。