3月10日、池袋シネマ・ロサで、映画『不良少年~3000人の総番~』の初日公開舞台挨拶が行われ、斉藤工(30)、窪塚俊介(30)、原作者の遠藤夏樹(56)らが出席した。
本作の撮影には、原作者の遠藤も参加しており、原作者を前にして演じることにプレッシャーはなかったかとの質問に斉藤は「ものまねをするわけじゃなく、もっと本質的な部分で先生から匂って来るものを大事にしようと思った」と答えた。また、主人公を演じたことについて「はじめは3000人の頂点に立つということが、なかなか実感できなかった。ケンカが一番強いという頂点の立ち方じゃなく、やっぱり人柄なんだなっていうことが先生に会った瞬間にわかった」と話した。
遠藤は「斎藤君は以前から、すごい役者さんだと思っていたんです。そうしたら今回、主役と聞いて…。自分がモデルの役だったので、格好良すぎるだろ!って思いましたよ」と話し会場に笑いを誘った。また、共演の窪塚は「斎藤から、終わった後に飲もう、と言われたが、社交辞令のまんまになっています」と一言。その言葉に斎藤は「いや、あのね」としどろもどろで受け答えるも、最後には「行こうよ!」と返答すると会場に笑いが起こった。(撮影:柴田悟)