5日、都内で、女優の沢尻エリカ(26)の主演映画『ヘルタースケルター』のジャパン・プレミアが行われ、俳優の大森南朋(40)、綾野剛(30)、新井浩文(33)、蜷川実花監督(39)らが出席した。 

主演の沢尻は体調不良の為に欠席。スクリーンに映し出された沢尻からの手紙には「今日はこの場にいれなくって本当にごめんなさい。早くみんなに会えるよう公開に向け気持ちを立て直して頑張ります」と記されていた。これを受け、蜷川監督は「精神状態を崩してしまうような熱量がフィルムに焼きついてる」とフォロー。綾野も「ああいうデリケートなシーンは参っちゃうことが多くなると思う。主役のいない舞台挨拶もこの映画ならありなんじゃないかなと思います」と過激なシーンを体当たりで演じた沢尻を気遣っていた。

大森、新井は、撮影を振り返り、沢尻をはじめ寺島しのぶ(39)、桃井かおり(61)と大物女優との共演に気を使ったと苦笑い。綾野は「ただでさえ、先輩方が気を使うと言っているのに。僕は初日が性的描写のシーンで、ずいぶんサディスティックなスケジュールだなと思いましたが…まぁ全部ショッキングですから」と話した。(撮影:鈴木鍵一)

関連カテゴリー:
関連タグ: