15日、東京・丸の内ピカデリーで、映画『天地明察』の初日舞台挨拶が行われ、V6の岡田准一(31)らが出席した。
本作は、冲方丁原作の時代小説を、映画『おくりびと』の滝田洋二郎監督が映画化。江戸時代前期、800年間もの間、国内で使用されていた中国暦のズレを正し、日本独自の暦作りを行った安井算哲の半生を描いた物語。
この日は、有楽町マリオン1階にあるルミネパサージュで、劇中にも登場する江戸時代の天体観測器具『渾天儀』の巨大模型が設置されるセレモニーが行われた。岡田は、「渾天儀を使いながら撮影したことがとても懐かしく感じる。日本の魂を感じられる作品になっています。大ヒット目指して頑張る」と意気込みを語った。
また、8月27日に東京・国立劇場の舞台セリから転落して、現在入院中の歌舞伎俳優市川染五郎(39)からは激励の手紙が届き「日本人全員が上を向いて歩いて行く世界になってほしいと、病室から願っています」と読み上げられると岡田は「回復に向かっているようで安心しました。京都での撮影ではとてもお世話になったので、早く回復して、また素晴らしい踊りやお芝居を見せてほしいです」とエールを送った。