親友の婚約者とSEX、買い物依存症、売春……など、ドロドロの衝撃的な内容で中毒者続出中というウワサの昼ドラ『赤い糸の女』(フジテレビ系)。『女子大生編』、『OL編』と展開し、いよいよ最終章『信州・上田編』へ突入する。
主人公・志村唯美(三倉茉奈)は、実母からもらった自分の「分身」の人形を手に上田の地に降り立つ。上田紬に導かれ、織物作家の工房で修業を始めるが……。中島丈博作品の中でも”究極の昼ドラ”と謳われる本作が、果たしてどんな結末を迎えるのか!ドラマプロデューサーが最大の見どころを語ってくれた。
「栃彦(加藤和樹)を巡る唯美と遙香(小沢真珠)と芹亜(奥村佳恵)の恋のバトルですね。妹の死に際してもさほど取り乱さず、上田で暮らし始めた唯美に対しても好意的だった遥香が、徐々に恐ろしい人格を現します。”昼ドラのシンデレラ”小沢真珠のショーの幕開けですね(笑)」
多感な青春時代、唯美の存在のせいで容姿にコンプレックスを抱えた芹亜は、そのトラウマが唯美への愛憎となって膨らんでいる。そして、また唯美を陥れようと栃彦に爆弾を落とすという。
「しかし、そんな芹亜もこれまで金で手に入れてきたアイデンティティが打ち砕かれ、どん底を味わうことに。唯美の父の征行(石田純一)が、内面的な美しさは医者のオレでもどうにもならないということを語る場面がありますが、これこそ人間の欲望を描いた『赤い糸の女』のすべて。驚愕のクライマックスにご期待ください」