「この1年間、ケンタロウさんはベッドで寝たきりの状態が続いたため、体重が20キロ以上も落ちるほど激やせしてしまったそうです。そんな夫のため、妻のマキさんは言葉に表せないほど頑張ってきました。どんなに仕事が忙しくても、病院通いだけはほとんど欠かしたことがないそうです」(ケンタロウ夫妻の知人)

昨年2月4日、首都高速道路をバイクで走行中に転倒し、約6メートル落下する大事故に遭った、料理研究家のケンタロウ(40)。あれから丸1年。人気料理番組『太一×ケンタロウ男子ごはん』(テレビ東京系)は『男子ごはん』にタイトルを変え、彼が帰ってくるまでの間、栗原心平が代理を務めている。誰もが復帰を待ち望んでいるなか、妻でフードスタイリストの大谷マキさん(39)は、いまも夫への献身的な看護を続けているという。

「マキさんは、都内の自宅マンションを引き払ったそうです。建物内にエレベーターがないため、ケンタロウさんが退院しても生活できないからです。一時は、彼の海外治療も考えたそうですが、最終的に病院の近くに引っ越すことにしたようです。それだけ、夫が元気に退院する日を信じているのでしょう」(前出・夫妻の知人)

神奈川県・葉山にあるこだわりの改装をほどこしたお気に入りの自宅で暮らしていたケンタロウとマキさん。そんな夫婦の思い出が詰まった家から事故後、彼女は前述の都内のマンションに生活の拠点を移していた。だが、夫の退院に備えすでに動きだしたようだ。

本誌は、彼女が住んでいたという前述のマンションを訪ねてみた。すると確かに、郵便ポストに転居先として都内の別のマンションの住所が記されていた。しかし、転居先とされる場所へ向かうと、そこにあったのは雑居ビル。マキさんの姿を目撃した人はいなかった。どうやら、彼女は別の場所に暮らしているようだ。

「マキさんは看護の傍ら、これまで以上に仕事に励むようになっています。いざ退院するとなれば、特殊な電動車椅子やリハビリ治療費などに多額のお金が必要ですからね。昨年8月には、マキさんはケンタロウさんの個人事務所の取締役に就任しています。今後は、フードスタイリストの仕事と併せて、事務所の取締役としてケンタロウさんの出版物や映像の権利などの管理をしていくそうです」(芸能関係者)

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