今年の「世界陸上」は8月10〜18日にモスクワで行なわれる。注目は男子100m、ウサイン・ボルト選手の世界新記録更新。また同種目に17歳の現役高校生・桐生祥秀選手も出場、アジア人初の「10秒台突破」も期待されている。高視聴率も見込める大会なのだが、いまだにMCが決まっていないというのだ。世陸」といえば織田裕二(45)。あの“アツ〜い”ハイテンションな司会ぶりが定番のようになっていたのだが……。

「実は、織田さんのMCに難色を示しているのは、陸連(日本陸上競技連盟)なんです。以前から陸連理事の間で『世界陸上』の中継は、娯楽色が強すぎるという意見が出ていた。織田さんのあのテンションが、スポーツ中継にはそぐわないということだそうです」(テレビ局関係者)

 そして今回は、陸連からTBSに番組の内容を改善してほしい、という文書の形で要請があったという。

「これは織田さんにとってかなりのショックだったようです。そこで織田さんは続投懇願のために、3千万円のギャラを半額にして再交渉しているのです」(TBS関係者)

 もともと中継の9日間の拘束で3千万円というのは、かなりの高待遇だったという。

「局としては陸連の意を受けて、ほぼ織田さんを降板させる方向で動いていたのが、この再交渉でわからなくなりました。なにしろ『世界陸上』の予算でも高額だったギャラが半分になるのです。経費削減になるのなら織田さんでもいいのでは、という声も出てきたのです」(別のTBS関係者)

「世界陸上は、俺のライフワークのひとつ」と漏らしていたという織田、悲願の続投は成るか?

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