「民放テレビ局から『松たか子さんに生歌を披露してほしい』と番組への出演オファーが殺到しているのですが、彼女サイドはすべて断っているそうです。『あくまで自分はエルサの吹き替え担当』というのが表向きの理由みたいですが……」(音楽関係者)
興行収入が200億円を突破してもなお勢いの衰えない映画『アナと雪の女王』。オリジナル・サントラも100万枚以上出荷の大ヒットで、日本語版の主題歌『Let It Go~ありのままで』を歌うMay J.(25)のテレビ出演が激増している。だが、それ以上に注目されているのがヒロイン・エルサの吹き替えを務めた松たか子(37)。その歌唱力で世界中から称賛を受けているにもかかわらず、これまで一度も公の場で生歌を披露していないのだ。
「現在、日本で主題歌を正式に歌えるのはMay J.さんだけ。声優担当の松さんが『Let It Go』を歌うなど他の活動をする際には、ディズニーの許可を得なければならないんです。松さんは歌だけでなく“アナ雪”に関する取材なども断っています。声優という立ち位置で、このブームを見守るつもりのようです」(映画関係者)
だが、彼女が歌わない理由はこれだけではなかった。こうした状況のなか、ひそかにある“極秘プロジェクト”が進行中だという。
「実はいま、松さんの紅白出場が内々で進められているんです。NHKとしては、紅白の目玉にすべく“テレビ初披露”にこだわっているそうです。そのため、松さんサイドに“民放NG”の極秘要請をしているそうです。毎年、紅白のスタッフはお盆過ぎに集められます。そこで出場アーティストの人選会議が行われるのですが、今回は親しい局関係者を通じて松さんにはすでに出場内定の話が伝わっているそうです」(前出・音楽関係者)
昨年の紅白では『あまちゃん』コーナーを設け高視聴率を獲得したNHK。今年も同じように『アナ雪』コーナーを設けることで2度目の成功を狙っているようだ。
「松さんとしてはMay J.さんの邪魔をしたくないという遠慮の気持ちがある。そのためNHKは『アナ雪』コーナーを設け、声優陣を総出演させる演出も考えているそうです。具体的には『Let It Go』の1番をMay J.さんが歌い、2番を松さんが歌うという話でまとまりそうです。また、アナ役の神田沙也加(27)やオラフ役のピエール瀧(47)などの声優陣も出演するみたいですよ」(テレビ局関係者)
今年は紅白も『アナ雪』旋風が吹き荒れる!?