「4月の反論会見で小保方さんが着ていたワンピースのブランドに、問い合わせが殺到したそうです。ファッション業界では、『彼女が着た洋服は売れる』と評判だそうです」(ファッション誌関係者)
7月2日、神戸市の理化学研究所に現れた小保方晴子・研究ユニットリーダー(31)。STAP検証実験への参加が認められての出勤だったが、その様子は激変していたーー。
これまで彼女は、その女子力の高いファッション性が注目されてきた。1月のSTAP細胞論文の発表会見では4万2千円の『ヴィヴィアン・ウエストウッド』の指輪が、4月の反論会見では7万6千円の『バーバリー・ロンドン』のワンピースが話題になった。
だが約3カ月ぶりに姿を見せた小保方さんは以前よりやつれ、服装も白のパーカーにグレーのスエットパンツ。9千円の『NIKE』のスニーカーは量販モデルだった。
「理研は服装が比較的自由で、デニムパンツで出勤する人もいます。でも、さすがにスエットパンツの女性はいません。ましてや、この日は騒動後の“初出勤”。迷惑をかけている職場に顔を出すなら、スーツでもいいくらいだと思うのですが……」(元理研の同僚)
だが一方ではこんな声も。翌日も全く同じ格好で出勤していた小保方さんだが、前出のファッション誌関係者によると、そこには“おしゃれ女子”の意地が見え隠れするという。
「よく見ると、個々のアイテムにはこだわりが見えます。パーカーの色は人気の白。スエットパンツも裾がリブタイプで、丈も少し短いトレンドのもの。ポイントをしっかり押さえています。でも一つ一つはおしゃれなのに、全体的にはちぐはぐ。それが今の彼女の精神状態を表しているのではないでしょうか……」(前出・ファッション誌関係者)
彼女は、いまだ不安定で病院から理研に通っているという。6月29日には31歳の誕生日を迎えたが、病院ですごしたことになる。洋服は、女の鎧――。満身創痍の彼女は、理研という戦場に赴くために“決意の武装”をしていたのだ。