「やりがいのある脚本でした。リアリティのあるセリフはたくさんの女性に共感してもらえると思っています」

 8月1日、そう語った広末涼子(34)。8月19日からスタートするNHKドラマ『聖女』の試写会での会見だった。

 佐藤健(25)との“不倫お泊り報道”があってから5カ月。以来、初の主演女優としての“晴れの舞台”だった。“不倫報道”については強く否定した広末。だが、その後の家庭生活についての意外な肉声を本誌はキャッチした。

 先の会見前日、広末が訪れたのは東京・渋谷区内のレストランで、ドラマ『聖女』の打ち上げが開かれたのだ。ドラマでは連続殺人事件の容疑者という初の悪女役。その役作りに、広末は涙を流すほど苦労したという。

「現場では、全然納得のできる演技が出来なくて、実は家に帰ってから、子供のたちの寝顔を見て泣いていました。私も母親ですから、涙を見せて彼らに心配をかけるわけにもいきません。泣くのは、彼らが眠っているのを確認した後でした……」

 そのときのことを思い出していたのか、挨拶の途中で感極まる様子も見せていた。子供の話を周囲にするようになったのは、ママとしての変心があったようだ。

「“不倫報道“は断固否定した彼女ですが、同時に起きた『夜中に母親が、子供を置いて遊びに行くなんて』という批判が起きたのは、かなりショックだったようです。お子さんたちの寝顔を見て泣いていたというのは、女優としての辛さだけではなく、母としての自責の念もあったからではないでしょうか」(ドラマスタッフ)

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