東京都内の住宅街でタクシーから降りたのは、リュックを背負い、スニーカーを履いた男性だった。192センチの長身にがっしりとした体形は否がおうにも目立つ。“ゴリ”の愛称を持つ、バレーボール日本代表の清水邦広選手(28)は、“婚約者”中島美嘉(31)の自宅へと入っていった――。
2人のクリスマス入籍を、スポーツニッポンが報じたのは11月26日のこと。12月30日には中島が日本武道館公演でイベントを開催する予定で、その場でファンに結婚を直接報告する予定だという。
彼女は4年前、東京都内に2億円とも言われる豪邸を建築し、故郷の鹿児島から実母を呼び寄せて、一緒に暮らしている。本誌が清水を目撃したのは12月14日夜だったが、彼はあらためて中島の実母に結婚のあいさつをしに来たようだ。実はこの夜、清水はかなり悄然としていた。
「清水選手が所属するパナソニック・パンサーズは『天皇杯 全日本バレーボール選手権大会』のために上京していました。しかし14日に決勝戦で敗北したのです」(スポーツ紙記者)
天皇杯優勝を同時に報告することで、中島にも喜んでもらいたいと考えていたのだろう。敗戦から数時間後ということもあり、彼の大きな背中も少し丸まっているように見えた。清水はツイィッターでは次のようにつぶやいている。
《昨日はホントに悔しかった。。。 パナソニックのバレーが出来なかった。 悔しくて全く寝れませんでした》(12月15日付)
だが中島邸で1泊し、翌日15日の昼前に退出した清水の顔は、昨夜とはうってかわり晴れ晴れとし、微笑みも浮かんでいたのだ。中島の母への結婚報告を兼ねた3人の食事会が彼の心も癒したのだろう。
「清水は16年のリオ五輪での金メダル獲得を目指しており、中島さんも、その夢を支えたいと考えているそうです」(バレーボール関係者)
夫の健康管理、そしてメンタル面の管理も“アスリートの妻”としての務めだろう。
一夜にして清水の精神を立て直した中島。すでに“妻の貫録”は十分!?