今やテレビや雑誌で見ない日はないほど世間に浸透しているママさん有名人たち。その数は年々増加し、すでに飽和状態だという。テレビ局スタッフがこう明かす。
「かつては結婚や出産を経て復帰した女性芸能人を『主婦タレント』と呼んでいました。彼女たちは元超人気アイドル。それが主婦目線で私生活を語るから価値があった。しかしブログが普及したことで芸能人も手軽に私生活を公開し、簡単に『ママタレ』と呼ばれるように。彼女たちは低価格で何でも話し出演枠を獲得する。結果、旧世代の主婦タレントも値段を下げざるを得なくなっている。ママタレ界には今、価格破壊が起きています」
そこで本誌は、ママタレたちのギャラ事情を徹底調査!まず局が重宝する“最も勢いのあるママタレ群”が、1本20万円~30万円クラスだという。前出のスタッフが続ける。
「なかでも北斗晶さん(47)と松嶋尚美さん(43)の評価はかなり高い。これからギャラも上がるでしょう。藤本美貴さん(29)や大沢あかねさん(29)は夫が有名人ですし、スキャンダルもない。無難に夫婦生活や育児の話題もできると重宝されているようです」
こうした新勢力の台頭により、“旧ママタレ”グループが苦境に立たされているのだ。
「割を食っているのが、堀ちえみさん(47)や早見優さん(48)ら1本50万~60万円のクラス。必要以上にプライベートを語らなかった世代の彼女たちに、今の時代は逆風。それは主婦タレントの先駆け的存在の榊原郁恵さん(55)も同じです」
ママタレにスキャンダルはタブー。江角マキコ(48)や三船美佳(32)は瀬戸際だ。
「江角さんは60万円台のギャラが“落書き騒動”で30万円以下に半減するとも言われています。三船さんは20~30万円クラスでしたが、離婚裁判の行方次第で大きく下げそうです。またスキャンダルではありませんが、美奈子さん(31)は番組内でタトゥーを見せるなどして主婦から反感を買った。価格は5~10万円クラスでしょう」
そんななか、最高ランクのギャラオファーを受けたのが菊池桃子(46)だった。
「菊池さんは離婚を経験し、長男と障害を持つ長女を育ててきました。母親の介護にも奮闘し、自身はシェーグレン症候群を患いながら母校で客員教授を務めている。今はあまりプライベートをウリにしていませんが、局としては100万円を払ってでも出てほしい!」