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70年代から80年代にかけて、『あゝ無情』、『六本木心中』などの大ヒット曲を次々と飛ばした“ロックの歌姫”アン・ルイス(59)。

 

元夫は12年に脳幹出血で他界した桑名正博さん(享年59)。桑名さん、そして長男の美勇士(34)と“親子3人共作”でのシングル『One』をリリースしたのは2年前。このとき、アンは同時に“芸能界完全引退”を発表した。

 

そんな彼女の近況を語るのは、美勇士。現在、彼は『世界で2番めにおいしい焼きたてメロンパンアイス』東京・自由が丘店のオーナーを務める。

 

「最近会ったのは今年4月末。家族を連れてロスに行ったときです。2年ぶりに会ったアンさんはきれいでしたが、太ったことを気にしているみたいです。昔のイメージを壊したくないというプライドがとにかく強くて……」

美勇士には現在3人の子供がいる。アンにとっては孫になるが、おばあちゃんになっても“ロック魂”は健在だと笑いながら明かす。

 

「初孫誕生を知らせたときの第一声は『おめでとう』じゃなく、『絶対に“おばあちゃん”って呼ばせないでよ』でした(笑)。『おばあちゃんって言われるのは絶対嫌だから、私のことをクイーンって呼ばせるようにして』って(笑)」

 

ロスでの移住生活も“ロック”な生活だと語るも、最近では“引きこもり”の日々が増えているという。

 

「インターネット、それもフェイスブックにハマっています。朝4時に起きて、何百、何千というファンからのメッセージに目を通す。1通ずつ返信していくうちに昼になる。家に引きこもって夜までずっとやっている日もザラにあるようですね」

そんな母、アンの復帰の可能性について、美勇士は「ゼロ」とキッパリ断言。

 

「おそらくもう一生ステージに立つことはないでしょう。ただ、まだすべてを明かせないんですが、実は今、僕とアンさんとで、あるプロジェクトを水面下で進めているんです。あくまでアンさんは裏方としての参加ですが、本人になんとか歌ってもらえないかなと。こうご期待ですね」

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