「ラブストーリーを演じるときはいつも相手役の人を好きになってしまいます。好き、という気持ちは絶対に嘘はつけないし、本当に好きじゃないと表現できないことがあると思います」
そう大胆告白をしてくれたのは有村架純(22)。民放連ドラ初主演の月9『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ系・月曜21時〜)で、坂元裕二脚本の本格ラブストーリーの主人公・杉原音役を熱演中だ。
音は北海道でのつらい過去を持ちながら、東京という都会で懸命に生き、はかない恋に身を焦がしていく。
「4話(2月8日放送分)に関しては、台本を読んだだけでも涙が止まらないほど悲しい展開になっています。撮影を放棄したいほどでした」
胸キュンだけでなく、恋の切なさ、複雑に交錯する人間関係などがふんだんにちりばめられていて、幅広い年齢層に訴えかけるものがある作品だ。
本誌の撮影用にピンク、黄色、オレンジのガーベラを用意し、直感で好きなものを選んでもらうと、オレンジ色を手に取った。オレンジ色のガーベラの花言葉は“神秘的”と“冒険心”、と告げると。
「初めての月9主演ですし、自分のなかで“好き”という気持ちは常に冒険心とともにあるように思っているので、今まさに冒険している気分ですね」