6月1日、フリーアナウンサー・小林麻耶(36)のブログに掲載されたのは、所属事務所による突然の“休業報告”だった。小林は5月19日、フジテレビ系『バイキング』の生放送中に体調を崩し、途中退席。都内の病院に救急搬送され、検査を受けていた。テレビ局関係者は言う。
「所属事務所によれば“手術が必要な大きな病気ではない”とのことです。しかし、療養は8月いっぱいまで続くようです。テレビとラジオで合わせてレギュラー5本と、確かに売れっ子の小林アナですが、過密スケジュールというほどではありません。精神面の問題では、とささやかれています」
同じフリーアナの高橋真麻(34)も、こんな心配をもらしたという。
「フリーにもいろんなプレッシャーがある。求められるキャラクターをきちんとやらなきゃっていう責任感が、体調を崩す原因になったのかな」
TBS局員時代から“ぶりっ子”と呼ばれ続けた小林は、最近では開き直り、今年1月に『ブリカマぶるーす』という曲で歌手デビューまで果たしている。
「イベント出演なども含めると、年収は3千万円ほどになるようです」(前出・テレビ局関係者)
さらに5月末に自伝的エッセイ『まや道 向かい風でも笑顔の理由』(小学館)を発売。しかし5月28日に予定されていた著書発売記念イベントも体調不良で中止になってしまった。『まや道』という軽めのタイトルとは裏腹に、エッセイには、彼女が36年の人生で感じてきたコンプレックスや悩みが赤裸々につづられている。
《そこでわかったのが「結婚が怖い」ということでした。妹家族や友だち家族を見て「結婚っていいな」と思っていたのに、深層心理では結婚することに恐れがあったのです》(『まや道』より。以下同)
小林の妹夫婦といえば市川海老蔵(38)と小林麻央(33)。妹が梨園のプリンスを射止めたことで、小林も少なからず結婚プレッシャーに襲われたようだ。また笑顔がトレードマークである小林だが、ずっと人間関係に悩み、自己評価が低いことも明かしている。
《私は自分のことが嫌いでした。でもそれはその時点で、自分の人生に責任を持たないことだと知りました》
エッセイではそうした悩みを告白し、“乗り越えた”ことになっていたのだが、発売前に長期休業……。
「もしかしたら“逆風を乗り越えた自分”を演じることにも疲れてしまったのでしょうか」(前出・出版関係者)
小林が、あの笑顔を再び見せる日は――。