昨年10月に2700号を迎えた記念に本誌が募集した「蛭子能収さんとボートレースを楽しみながら悩み相談をしてもらう権利」。見事当選したのはギャンブル初心者の読者2人。蛭子さんに勝つコツを指導してもらいたいという“モノ好き”の2人に、蛭子さんが晴天のボートレース平和島で「蛭子流ボートレース講座」を開催!ボートレースに勝つための心得とは?
【心得1】有利なインコースから選べ!
「1〜6号艇が競い合う競艇は、インコースの1号艇がもっとも有利。競艇場にもよるが1号艇の勝率は3〜5割に!1号艇を軸にインコース側の舟券を買えばカタいけど、配当金は低くなるので要注意。大穴好きのオレは5、6号艇を絡ませて高配当を狙います」
【心得2】勝率のいい選手から選べ!
「スポーツ新聞や専門予想紙の出走表に載っている、出場選手の勝率は要チェック。2連単(1〜2着を決める)なら勝率の高い選手から選んでいけば、大負けすることはないと思いますよ。勝率が高い選手がそろっていたらインコースの選手から選んだらいいんです」
【心得3】フライングがある選手は要注意!
「スタートは競艇の華。出場選手のフライングや出遅れ(決められた時間内にスタートラインを通過しない“違反”)の有無を忘れずに確認。違反が2度目になると長期間レース欠場のペナルティが。1度違反している選手はスタートダッシュが期待できません」
【心得4】展示航走のタイム順で選べ!
「レース前に選手が本気で走る『展示航走』は、その日の選手の調子やエンジンの具合をみる絶好のチャンス。『展示航走』のあとにタイムが表示されるから、そのタイム順に並べて、速いほうから選びます。当日の天候、風向きもレースを左右する重要なキーワードです」
【心得5】3レースに1回勝てばいいと思え!
「1度負けたからといって、次のレースで取り返そうとするのは愚の骨頂。判断力を鈍らせます。3歩歩いて2歩下がる−−の気持ちで、3レースあれば、2回泣いて、1回笑うくらいのゆとりが不可欠。負けてカーッとなる人は、競艇は向いていません」
“ゆるゆる”気分でボートレースを教わることを楽しみにしてきた読者2人だが、競艇場で目の当たりにしたのは“勝負の世界に生きる男・蛭子”の厳しさだった!?