今年のNHK紅白歌合戦での初出場なるか。注目の的になっているのが宇多田ヒカル(33)だ。あれだけのヒット曲を持ちながら、これまで一度も出場がない。今年は朝ドラ『とと姉ちゃん』の主題歌『花束を君に』を担当し、9月には8年ぶりとなるアルバムも発表した。
「ニューヨーク育ちの彼女は“紅白は一度も見たことない”とホームページに書き込んだり、出場も断ってきました。でも朝ドラ主題歌を担当しただけでなく、NHKの音楽番組『SONGS』にも出演したため、早くも局内では“当確”ムードが出ています。ただ肝心の紅白スタッフは、『とと姉ちゃん』や『SONGS』とはまったく別のセクション。はっきり言ってゼロからの交渉になりますが、宇多田さん本人の意識がこれまでと違ってきてるんですよ」(別のNHK関係者)
じつは9月に発売したアルバムについて、宇多田本人は「これが売れなかったら、日本の音楽は終わってる」と言い切っていたという。だが、結果は絶好調。宇多田本人が、日本での音楽活動に非常に前向きになっているというのだ。
「当日はNHKホールのステージに立つことはなく、一昨年にニューヨークから出演した中森明菜さんと同じく現在暮らしているロンドンからの中継か、もしくは事前に収録した映像での出演になるでしょう。8月に帰国した際に、すでに大晦日用の映像の収録を終えているとの話もありますよ」(音楽関係者)
はたして宇多田の決断は――。NHK関係者は、「今年出てくれなければ、永遠に無理」と語っているという。