『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)に登場して、SMAPと感動のハーモニーを歌い上げた松任谷由実(62)。5人をもう一度しっかりと結びつけてくれたユーミンに、芸能リポーターの前田忠明さんは、声を震わせた。
「本当に感動しました。歌いながら笑顔で5人を包み込んだユーミンの心遣いが、メンバー全員の心をつかんだんでしょう。声を大にして言いたい。ユーミンはよくやってくれました!」
音楽評論家の富澤一誠氏も、ユーミンの行動を評価する。
「SMAPは日本中からいろいろ言われていますが、彼らの本当の気持ちは、同じ“高み”を極めた者にしかわかりません。彼女は『私はわかっているよ』と伝えるために、手紙を送ったことをあえて公表したのでしょう。もしかしたら、『偉そうに!』と批判されることも覚悟の上だったのかもしれません。でも、その行動は彼らを心配していることの裏返し。それがユーミンのやさしさなんだと思います」
一度、心を許した相手には、とことんまで手を差しのべるというユーミン。
「仲がいい相手の記念日には、必ずプレゼントを贈っていますよ。自分のミュージカルの主演を務めた貫地谷しほりさんや、番組企画で一緒に歌を出した千秋さんには、名前を染め抜いた楽屋のれんを贈っていました。千秋さんは家族3人で自宅にお邪魔して、手料理をご馳走になるほどです。姉御肌な一面もあって、浜崎あゆみさんがCDが売れなくなったとき、ユーミンは自分の番組に呼んで励ましていましたね」(スポーツ紙記者)
最近も乳がん闘病中の小林麻央(34)がユーミンの『やさしさに包まれたなら』に勇気づけられたとブログに綴ると、テレビ番組の中でこうエールを送った。
《シンガーソングライター冥利に尽きます。(曲や歌詞を)創ったときの気持ちが届いて嬉しいです。(全快するのを)待っています》
“恋愛の女王”はいまや“癒しの女王”に――。