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その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(25)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!

 

【僕の体には“黒い槍”が突き刺さっているそうです】

 

以前、映画の試写会にゲストで出たことがあって、そこでご一緒した女優さんが、人のオーラのようなものが見える人でした。

 

その人が「頭の上にりんごが見える」って言ったスタッフさんの実家が、りんご農家だったりして、これは本当に見えているのかもと思って、僕も見てくれって頼んだんです。

 

そうしたら、「頭の上から、黒い槍が突き刺さってます……」とのこと。なんじゃそれって思いますよね。でも彼女も、こんな人初めて見たからわからないって言うんです。

 

それで彼女、手相もわかるって言うから、代わりに手相を見てもらうことにしました。でも、パッと手を見せた瞬間、“うわっ”って表情になって、そのまま何も言わずに行っちゃいました。

 

僕、こういう経験すごく多いんです。芸人御用達の占い師さんがいるんですが、行ってみたら、向かい合った瞬間、「うえーっ」て吐かれてしまったこともあります。しかも、僕が行ったあと、その人の占い、ぜんぜん当たらなくなっちゃったらしいんです。本当に申し訳ない……。

 

人の頭の上に乗っている神様みたいなものと対話して占うっていう人に会いに行ったときは、ドアを開けた瞬間、「無理だ、帰ってくれ」と言われました。

 

なんでも、僕の頭の上にいる奴が、部屋に入る前からずーっと「死ね」「殺すぞ」って暴言を吐き続けているらしくて、占えるような状態じゃないんだそうです。

 

誰か僕のことを占ってくれる人いないですかね……?

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