フジテレビの報道番組「ユアタイム」が今秋で終了することを29日に一部スポーツ紙が報じた。
また別のスポーツ紙は、キャスターをつとめるモデルでタレントの市川紗椰(30)が9月いっぱいで降板。10月からは新キャスターでリニューアルすることを報じた。
「まだ最終的には固まっていませんが、10月から新番組の放送が濃厚になっています。昨年4月の放送開始から視聴率が2~3%と低迷し、回復せず。事実上の“打ち切り”といえるでしょう」(フジテレビ関係者)
スタート前からつまずいてしまった同番組。当初はショーンKこと経営コンサルタントのショーン・マクアードル川上氏(49)と市川のコンビがメインキャスターを務める予定だった。ところが番組スタート直前の昨年3月中旬、川上氏の経歴・学歴の詐称が判明。そのため、市川がメインキャスターをつとめることになってしまった。
同局の窮地を救った市川だけに、番組が終了するにせよ何らかの“救済措置”がありそうなもの。だが市川はある“事件”がきっかけで、同局に大きな借りを作ってしまったという。
「本来ならば報道番組のキャスターをつとめているうちは、特定企業のCMに出演するのはNG。ところが市川の事務所は大手ではないため、事情を理解していなかった。そのため今年の春先に放送されたアルコール飲料のCMを入れてしまったのです。当然、フジ上層部は激怒。市川は降板危機を迎えたが、代役が見つからずに続投。そんな事情から、市川サイドはフジに何も言えなくなってしまったようです」(大手広告代理店関係者)
いずれにせよ、10月以降は市川から「キャスター」の肩書が外れることになりそうだ。