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「79年から続く『仮装大賞』地区予選の日程が10月に入ってもまだ発表されていません。例年だとそろそろ出演者募集をかけないと間に合わない時期なのですが……」(芸能関係者)

 

萩本欽一(76)と香取慎吾(40)が司会を務める『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞』(日本テレビ系)に注目が集まっている。

 

「局側は、9月に再出発したばかりの香取さんの出演を来年以降どうするか悩んでいるのでしょう。“降板”の可能性も高いと言われていました」(前出・芸能関係者)

 

9月中旬に行われた日本テレビの定例会見でも、福田博之編成局長が「『仮装大賞』は単発番組で、次の放送予定は決まっておりません」と通り一遍の返答をしていた。このままでは“番組自体が打ち切りになるのでは”と、心配されていたのだが――。

 

そんななか10月30日の社長会見で、香取の“出演継続”が正式に発表されたのだ。

 

「収録は元旦に行われ、例年通り1月中に放送予定だと聞いています」(テレビ局関係者)

 

そして香取の“降板危機”を救ったのが、“相方”の欽ちゃんだったという。

 

「香取さんの降板が検討され始めたころから萩本さんは、『慎吾が出ないのなら、僕も出ません!』と訴え続けたそうです。さすがにメインMCが辞めては番組が成り立ちませんから、萩本さんの意見が局側の最終決定を後押ししたかたちです」(前出・テレビ局関係者)

 

欽ちゃんと香取の“師弟関係”を、芸能リポーターの城下尊之さんがこう語る。

 

「デビュー当時、香取くんは某大物プロデューサーを通して欽ちゃんとの食事会に誘われたんです。それ以来、香取くんはことあるごとに欽ちゃんを頼り、いろいろと相談にも乗ってもらっていたようです。欽ちゃんも香取くんを実の息子のように可愛がり、『いつか2人で仕事がしたいね』と言っていました」

 

そんな欽ちゃんの念願が叶ったのが02年。香取が欽ちゃんのアシスタントとして『仮装大賞』に出演することが決まったのだ。

 

「15年間、彼らは二人三脚で『仮装大賞』を盛り上げてきました。萩本さんは『もっと慎吾を前面に打ち出していこうよ!』と言って、番組名も“欽ちゃん&香取慎吾の~”に変更しました。さらに萩本さんは自分の引退後も見据えていて、『ゆくゆくは慎吾に司会を譲りたい』と周囲に話しています」(前出・テレビ局関係者)

 

強い絆で結ばれた“欽ちゃん&香取コンビ”で、まだまだ続けてほしい!

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