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『スポーツ報知』が12月30日に配信した、将棋の藤井聡太四段(15)と卓球の張本智和(14)の対談記事。“天才中学生2人による夢の対談”が実現した形だが、この記事の中で思わぬ箇所が話題となっている。

 

“好きな音楽”の話題で、スピッツを挙げた藤井四段。スピッツといえば今年で結成30周年を迎え、幅広い世代から人気を集めるロックバンドだ。1996年に発売された『チェリー』などの代表曲で知られている。

 

「あの『チェリー』の…」と同調した張本に、藤井四段は「やはり『チェリー』になりますか…。『ロビンソン』も有名なんですけど、個人的にはセカンドアルバム『名前をつけてやる』の『魔女旅に出る』はスピッツ屈指の名曲だと思っています」と返答。

 

藤井四段がスピッツを聴いていることは有名だが、具体的な選曲が話題となったのは初めて。ネット上では「朗報」や「スピッツと言われてチェリーやロビンソンを挙げる奴はにわか」などと銘打たれたスレッドが立てられ、藤井四段に対し《選曲が渋い》《ガチ勢だ》と喜びの声が上がっている。

 

『名前をつけてやる』は1991年に発売されたセカンドアルバム。26年前の曲であるだけに、《普通の中学生で知ってるやつほとんどいないと思う》という驚きのコメントも。

 

都内の大手CDショップでは、『名前をつけてやる』のCDが置かれたコーナーに、藤井四段の似顔絵つきのPOPが登場。同店担当者による30日のツイートでは《藤井四段も屈指の名曲と語るほど!! 気になった方は、ぜひチェックを!!》とPRしている。

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