1月21日、アイドルグループ・ももいろクローバーZの有安杏果(22)が千葉・幕張メッセで卒業ライブを行った。その夜、代表曲「行くぜっ!怪盗少女」の作曲・作詞を手掛けた、音楽プロデューサーのヒャダインこと前山田健一(37)がブログを投稿。「空が好きだったあなたへ」というタイトルで、ライブの感想やももクロへの思いを綴った。
ヒャダインはこの日のために、ももクロ4人から有安への思いを表現した「新しい青空へ」というサプライズ曲を制作。「僕も想い出が山ほどあって4人のメンバーも想いがあって時間的な余裕はないものの魂込めて作りました」と、曲に込めた想いを語った。メンバーは年明け前には伝えられていたそうだが、有安が正式に卒業を発表したのは1月15日。時間の制約があるなかヒャダインも、ももクロ4人も精一杯力を注いだようだ。
また有安との2ショットをブログにアップし「有安には終演後会ってすこし思い出話をしてまたね、と別れました。ほんと幸せになってほしいです」「俺の目、少し腫れてますね」と言及。デビュー時から見守り続けた有安の卒業に涙をこらえきれなかったようだ。
4人になったももクロは、5月23日に10周年記念ライブを行うことを発表。グループ初の東京ドームでの公演となる。ヒャダインは「東京ドームだって!すごいね!4人のももクロは史上最強で毎年ドーム成功させるチームになってる僕はそう思います!!」とエールを送った。
そして有安とももクロ4人の今後や、ファンの悲しみを気遣いながらも「だけど、出口はワクワクだと思うんですよ!!ほんとに。僕はこれからのももクロが楽しみだし有安がどこかでのびのびしてるのも楽しみです」と、卒業を悲観していないことを強調。
ブログを読んだファンからは、「やっぱりヒャダインさんが作った曲だったんですね!」「素晴らしい曲をありがとうございました」「ももクロに寄り添った曲が書けるのはヒャダインさんしかいない」などのコメントが殺到している。
一時はももクロから離れていたヒャダイン。だがやはりメンバーにとってもファンにとっても、いなくてはならない存在のようだ。