お笑いコンビ・とんねるずの木梨憲武(56)が3月11日、都内で行われた主演映画「いぬやしき」(4月20日公開)のPRイベントに共演の佐藤健(28)らとともに出席した。
大ヒット漫画「GANTZ」作者・奥浩哉氏の同名コミックが原作。人智を超えた力を手にした初老の犬屋敷壱郎(木梨)と、同じ力を得た高校生・獅子神皓(佐藤)の苦悩や葛藤を描く。木梨の映画主演は「竜馬の妻とその夫と愛人」(02年)公開以来16年ぶりとなる。
「木梨さんが演じているのは、実年齢よりも上となる58歳のキャラクター。特殊メイクをして、初老の冴えないサラリーマン役を怪演。原作のファンが見ても木梨さんのキャスティングに納得するほどの出来栄えとなっています」(試写で作品を見た映画ライター)
イベントで佐藤は木梨の印象について「何十年も俳優として生きています、というような佇まい」と絶賛。さらには「ここらへんから見る木梨さんはモーガン・フリーマンかと思った」と絶賛。それを受けた木梨は佐藤に「あとで5千円あげる」と切り返し笑わせた。
「相方の石橋貴明さんはハリウッド映画『メジャー・リーグ』シリーズに出演していましたが、木梨さんはしっかりとお芝居で見せることができます。中井貴一さん、佐藤浩市さん、水谷豊さんらと深い親交があり、3月でとんねるずの冠番組『みなさんのおかげでした』が終了。今後は今より時間ができるので、お仲間から作品への誘いが増えそうです。水谷さんの口利きで『相棒』シリーズへの出演もありそうです」(芸能記者)
レギュラー終了とともに、俳優業のオファーが増えそうだ。