「じつは、たけし軍団と事務所サイドの話し合いは一向に進展せず、騒動の矢面に立たされた森社長は今年11月に退任する意向だと聞いています」(事務所関係者)
ビートたけし(71)の独立を機に表面化した、オフィス北野の森昌行社長(65)とたけし軍団の内紛騒動。ここにきて森社長の“退任”がほぼ決定し、新社長には軍団のメンバーの名前が挙がっているというのだ。
「新社長の有力候補として、つまみ枝豆さん(59)が浮上しています。その下で、寺島進さん(54)などが所属する俳優部門を柳憂怜さん(55)が統括するという布陣だと聞いています」(前出・事務所関係者)
両者は和解に向けて話し合っていたはずだが、結局、決裂したということなのかーー。
「軍団は“自主経営”の新体制を模索し、森社長の“現場”降格を提案。そして新社長には、メンバー間の話し合いで『俺がやる!』と自ら手をあげた枝豆さんが就任するということでまとまりました。タレント部門と俳優部門を分け、俳優部門のトップである柳さんが枝豆さんをサポートしていくようです」(前出・事務所関係者)
この軍団による決断を、たけしはどう思っているのか。
「もちろんいまも軍団とは連絡を取り合い、たけしさんの楽屋を軍団メンバーが個別に訪れることもありますから、たけしさんの耳にも“枝豆社長”案は入っています。枝豆さんは一本気すぎるので、たけしさんとしてはガダルカナル・タカさん(61)を推していますが、自分は独立した身ということで、オフィス北野のことは軍団に任せると。メンバーの総意であれば、たけしさんも最終的にはOKの決断をするはずです」(テレビ局関係者)
たけし独立に伴っての業務縮小で、オフィス北野は4月20日付で約30人の社員が退社している。そんな中で“社長交代”となれば、さらなる激震が走りそうだが……。
「現在もまだ、森社長と軍団の話し合いはギリギリ続いてはいます。双方の主張をすり合わせ、社名変更まで含めたさまざまな可能性をシミュレーションしているところです。そのなかで選択肢のひとつとして、“枝豆社長”プランも出ていますが、まだ決まったわけではありません。いずれにせよ森社長は、今後のオフィス北野の形が決まれば、引継ぎを終えて表舞台からは去るつもりのようです」(別の事務所関係者)
現代版“武士の商法”にならないといいけれどーー。