「毎朝4時30分に起きて、6時には会社にいます(笑)。出社後、アナウンス部にあるモニターをつけて、そこから各局のニュースや情報番組をなんとなく見ながら、新聞(一般紙とスポーツ紙を5紙ずつ)を読む。1つのニュースでも新聞によって論調が違うので、『こういう見方もある』ということを頭の中に入れていきます。そこで『自分の中では何がわからないのか』『素直に自分はこう思う』ということを考えながら、わからない言葉は調べて、難しい言葉を自分の中になじませていく。その後、15分ぐらい簡単な体幹トレーニングをやって、8時30分から始まる打ち合わせの準備をします。これが月曜から金曜までの朝のルーティン」
こう話すのは、アナウンサー歴24年のベテランで週6日の生番組をまわす実力派――なのに出しゃばらない、大下容子アナ(47)。そんな彼女は、“好きな女子アナ”ランキングでも急上昇!週に5日、『ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)で、大下アナと共演するMC橋本大二郎さん(70)と、“弟分”の小木逸平アナ(43)が、彼女の知られざる“素顔”を語ってくれた。
橋本さん「大下さんは“私が私が!”と、出てくるタイプでは決してないですよね」
小木アナ「とくにゲストの方からは、とても優しくて包まれる感覚だと思います」
橋本さん「とにかく気を使われる方。番組進行もそうですが、打ち合わせ段階から、この部分はもっと話を膨らませたほうがいいとか、彼女なりに思ったところは、進行表が真っ赤になるぐらい、赤ペンで細かくチェックしている。番組のために、ゲストへの気配りも欠かさない」
小木アナ「僕は時間内に情報をどうやって伝えるかということに意識がいくのですが、大下さんは、そういうことをしっかりと意識しながら、ゲストの方にどのタイミングで話をまわし、そのコメントをどう引き立たせるかまで、冷静な目で見ながら進行していますからね。その気遣いはすごい!」
橋本さん「ご自身ではプライベートは“出不精”とか(笑)。毎日生放送のレギュラー番組を抱えているので、なかなか人と会う機会も少ないみたいで……」
本誌「大下さんは独身ですが、弟分としては心配なのでは?」
小木アナ「ハハハッ、心配はしていないですけど、番組で先日、年上カップルの特集をしたときに、出会いの場がパン教室だという情報があり、『私もパン教室に行ってみようかしら』と言っていましたよ(笑)」
橋本さん「メッセージ?これ以上、望むことがないからな~(笑)。まぁ、“出不精”の克服かな。これはいい男性と出会うためだけではなく、もう少し出歩くようになれば、あれだけの経験と能力があるのだから、さらに違った味わい、魅力が出てくると思いますので」
小木アナ「弟分の分際でこんなこと言っていいのかな~。大下さんはピュアなイメージがありますが、じつは毒を持っている、とひそかに思っているんです(笑)。その毒をぜひ『ワイド!スクランブル』の中で、見せていただけないか、と。大下さんが吐く毒とはどんな言葉なのか、怖いですけど興味津々、楽しみです」
橋本さん「いつまでもよろしくお願いします!」