最近タレントの矢口真里さん(34)から、完全復帰の兆しを感じます。
2013年に不倫の末離婚した矢口さん。1年半の休業を経ても今なおネットでは彼女に対するバッシングが多いのですが、最近は不倫の多さも相まって状況が変化しているように感じます。
そこへきて先日出演したバラエティ番組では、ついに再婚時期について明言。なんでも占い師が2017年はダメと言ったそうで、来年以降占い師が決めた日にと明言したのです。
様々な要因が絡むタレントさんですから、さすがに占い師の一言が決定打というのはリップサービスだと思います。しかし現実の女性には占いの結果を考慮し、無駄に悩んだり無茶な決断をする女性もいます。占いは1つのアドバイスとして有効ではあるものの、若干のメリットデメリットがあると思うのです。
■占いで決断した後の危うさ
占いを利用するメリットは端的に表すと、理論や経験談とは別の視点からアドバイスがもらえるという点です。「当たるも八卦当たらぬも八卦」とはいいますが、占いの種類によってはデータに基づいて結果を出すものもあるので参考に値することもあるでしょう(そもそも伝える側の経験値にも左右されますが)。
趣味であり参考程度にとどめるのなら良いものの、これを大きな決断の要因にする場合は、注意が必要です。まずもってうまくいった場合は占い結果があったからだと考え、その後も占いがないと行動を起こせなくなることがあります。これは一種の依存ともいえるでしょう。
また占いを参考に失敗をした場合は失敗の原因を自分以外と考えてしまう人もおり、反省や改善に繋がらないことも。矢口さんの場合は1回すでに自分の決断で失敗しているからこその占いなのかもしれませんが、さすがに結婚時期を占いで決めるのはちょっと危険な気がします。
■気づけば完全復帰の矢口真里
最近はすっかり風向きも変わってきた矢口さん。CM出演などはまだないにしても、気づけばテレビ出演も休業前と変わらずの勢いが出ています。また最近では元旦那・中村昌也さん(31)の熱愛報道もあり、不倫も過去のことという空気が出つつあります。
「やぐっちゃん、よかったね!」とモー娘。黄金期のファンである筆者は嬉しく思うものの、彼女が完全復帰にたどり着くまでを見ると2つの愚直かつまっすぐな努力が感じられる気がします。
・ヨゴレっぷりに拍車をかけて
彼女が復帰後に批判されつつもタレント業を邁進したのには、やはり不倫後の“プロとしての仕事ぶり”にあると思います。具体的にいえば、そのヨゴレっぷりが凄すぎるのです。復帰後は不倫絡みのコメントや自分への整形疑惑を語るなど、暴露系もなんなくこなしています。水や涙にまみれたり、コスプレ姿になったりと、とにかく明るくおバカを演じきる彼女。一時はその姿に批判もありましたが、こうして見るとプロとしての意識の高さと覚悟を感じます。
・不倫後の一途さが肉食感を相殺
矢口さんといえば、復帰当時は「肉食感がすごい!」と同業者からも言われるほど腹黒さや貪欲さを指摘されていました。しかし数年たってみれば貪欲さは感じられるものの、当時の不倫相手と交際し続けて結婚までたどり着こうとしています。これで一気に好感度アップ……とはいかないものの、ある種の男気や潔さを感じる人は多いかもしれません。
最近は奇抜なキャラや発言だけで注目をあびるタレントさんが多いなか、彼女の活動をみると着々と役割を全うするプロの姿を感じます。そろそろハッピーウエディングなるのでしょうか。彼女の今後に、注目です。