フィギュアと言われて何を思い浮かべるだろうか?

日本の技術を駆使して量産される美少女は、クールジャパンの代表とも呼べる存在だ。

最近では精巧に作られた動物フィギュアも人気が高い。

しかし、それだけじゃない。

イケメンだってなんだって、フィギュアなら理想のままのものが作れる。

理想を自作するべく、石膏粘土講座に向かった。

 

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人間は、広い世界のほんの一部で生きている。
全てを知ることはできない。
世界のどこかには、自分の知らない何かを熱狂的に愛してる人がいる。研究する人がいる。
そんな人が集まると、小さなブームになる。
誰かの世界を、少しだけ覗いてみちゃおう。
それが「うさこの覗いた世界」なのだ……!

 

今回わたしがフィギュアの自由さを学ぶべく参加したのは、イケメンフィギュアからルーヴル美術館の美術品まで幅広く手掛ける造型師MAKIさんによる「造形作家MAKIのフィギュア造形塾〜アナタの作りたいをカタチに〜」。

10人弱のアットホームな教室。

机の上には材料は石膏粘土、ワイヤー、アルミホイルとシンプルな材料が置かれている。

 

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マイキャラクターうさこを作ろうと画策していると、MAKI先生がワイヤーを手に取った。

これが体の芯になるらしい。

ワイヤーを丸めて骨格を作り、アルミホイルで補強し、表面によく捏ねた粘土をかぶせていく。

なるほど、この材料を使って骨と肉と皮膚を作っていくんだな……?

フィギュア作りがほぼそのまま生命の誕生であることを早々に理解し、神になった気持ちで作業に勤しむ。

 

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完成が見えない。

これが生き物になっていく姿が見えないが、とにかくもちもちのほっぺにするべくお肉である粘土を重ね、肌をなめらかにするため、こてでナデナデする。

 

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わたしがどう頑張っても粘土の塊しか作れず困っていると、MAKI先生が生命の息吹を吹き荒らして、どんどんキャラクターをキャラクターらしくしていった。

うさこの資料をいくつも見ながら、観察して検証し再現する。

「フィギュア作りは愛なんです!」

MAKI先生は言った。

確かにそうかもしれない。他の参加者は何度か通っている常連さんだったらしく、みんな熱心に粘土を捏ね続けている。

それぞれ「好きな漫画やアニメのキャラクター」「好きな動物」「好きなバンドマン」と、自分の愛するものを形にしたいという熱意。

 

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いくつもの資料を広げて、骨格から髪の毛一本一本に至るまで好きなものを立体化するために試行錯誤する……!

ひとつの大きな個体としてイメージすると何をどうしたらいいのか分からなくなるが、もっと細かいパーツパーツで捉えると意外と分かりやすかったりする。

顔や体だけではなく、何個もの関節や筋肉に解剖して考えることが必要なのだ。

普段見ている視点とは違った世界が見える。

フィギュア作りは哲学……!

 

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うさこボディも完成させれば、あっという間にマイキャラクターが現実世界に舞い降りた。

 

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達成感、今まで平面だったものが三次元化する喜び、自分の手に入る幸せ、いろんな感情が押し寄せる。

自分の好きなものこそ、手に収める形で愛したい。

そんな願いを叶えるのが「フィギュア」なのだ。

 

先生がかつて作ったイケメンフィギュアを見せてもらった。

 

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シュっとした顔立ち、細いけど綺麗についた筋肉、滑らかな肌……。

フィギュアだからこそ再現できる美しさは、ずっと眺めていたい尊さを秘めている。

 

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再現度を高めたい、理想を叶えたい。これがフィギュアだからこそ叶えられる世界だった。

 

 

『造形作家MAKIのフィギュア造形塾〜アナタの作りたいをカタチに〜』
https://obp-ac.osaka/event/2186.html

毎月第2第4土曜日13:00~17:00に開催、次回は1月27日(土)

費用:連続受講(1回分)6,500円/単発受講 8,000円

 

『フィギュア造形講座~好きなキャラクターの顔を作ろう!~』
https://obp-ac.osaka/event/2220.html

次回は1月28日(日)13:00~16:00

費用:5,500円

どちらも大阪・OBPアカデミア
https://obp-ac.osaka/index.html

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