「お茶の心」

image週に一度のお茶のお稽古。お菓子を食べて薄茶、濃茶をいただく。そして、わたしの番。心を落ち着かせて、丁寧にお茶を点てる。

 

深い呼吸をして、ゆっくりお茶室を見渡し、耳をすませる。「しゃかしゃか」というお茶を点てる音。「ずずっ」というお茶をすする音。全てが心地いい。心からリラックスできて、なんとなく余裕ができる。そんな空間がお茶室にはある。お茶を始めてから10ヶ月。ちょっと心にゆとりが出来たかな。

 

 昨年の4月に始めた茶道。美味しいお茶が飲みたい、そんな気持ちで始めた裏千家。ネットで調べた初心者教室は半年間で「入門・小習・茶箱点」のお許状がいただける初級コース。ホテルのお茶室で習えちゃうのが気楽だったの。持ち物もわからないまま通い出すと、とりあえず薄茶のお手前を教えてもらう事に。見よう見まねでやりながら、「ひと呼吸をついて」とか「背筋を伸ばして」とか、「指先を揃えて」とか。細かな注意を受ける。気付いたらそれなりにお茶が点てられるように。そして、動きが少ししなやかに。

 

image 今までは、時間ぎりぎり、何をするにもバタバタしていておっちょこちょい。ものによくぶつかるし、忘れ物もする。

それが全てなくなったわけじゃないけど、1週間に1日でも、お茶のゆったりしている時間があると、何かをする前に一呼吸もてるうようになったかな。

 

 今年は、「時間にゆとりを持つ」「おもてなしの心を持つ」「指先にも意識を持つ」、これを目標にしていこ。

毎日の生活の中にほっとできる時間、それが女度UPにつながると信じてね。

 

 

 

 

 

関連カテゴリー:
関連タグ: