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3月10日、国有地格安払い下げ疑惑が浮上する学校法人「森友学園」がついに動いた。建設予定の小学校についての認可申請を取り下げ、籠池泰典理事長(64)が退任することを明らかにしたのだ。

 

これを受け、学園が運営する「塚本幼稚園」も大混乱。市には、同園に子供を通わせている保護者からの転園相談が相次いでいるという。

 

園児に大便を持ち帰らせるなどの“虐待疑惑”が報じられている同園。なぜこうした行き過ぎた教育方針が生まれたのか疑問が沸いてくるが、籠池理事長と妻の諄子副園長(57)は家庭でも仰天の教育を行っていたようだ。

 

三男二女の5人を育ててきた夫妻。長男の佳茂氏(36)は週刊文春3月16日号で独特な食生活を明かしている。

 

《子供には腹いっぱい食べさせようとし、牛乳はほぼ毎日パック一本飲まされましたし、ほうれん草を丸ごと一個煮て、それを食べ終わるまではテレビを見せてくれないこともありました。茎に赤い部分がありますが、『これが栄養になるんや』って全部、食べさせられました》

 

一家は当初、西淀川区のマンションで暮らしていた。佳茂氏と小学校時代の同級生だった男性は、夫妻の驚きの食育方針についてこう語る。

 

「小1のころ、彼は『毎日メザシを3本食べさせられる』と言っていました。驚いたのは、その大きさ。普通の3倍は近くありそうな“巨大メザシ”なんです。一度彼の家に行ったとき、おやつにそれが出てきて。私も苦労しながら食べた記憶があります」

 

ほうれん草一束、牛乳一パック、巨大メザシ……。健康のためとはいえ、小学生にとってはかなりストイックな食卓だったようだ。

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