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《えっ、小保方さん、めっちゃ綺麗になってない!?》

《別人ですよ!》

 

3月22日に『小保方晴子日記』(中央公論新社)を出版した小保方晴子さん(34)。STAP細胞騒動から4年。小保方さんは今回の自著発売にあたって、雑誌『婦人公論』4月10日号のインタビューに登場した。そこで披露したグラビア写真での変貌ぶりに、ネットには驚きの声が殺到しているのだ。

 

小保方さんといえば、かねてからそのファッションが注目されてきた。STAP細胞を“発見”して一躍、時代の寵児となった当初は、研究室で白衣代わりに着ていた“白のかっぽう着”が注目を集めた。ベテランスタイリストはこう語る。

 

「今回の『婦人公論』グラビアで着用していた白のワンピースは、グッチの春の新作で21万3千円。これは、論文ねつ造を指摘された14年4月の反論会見で彼女が着ていた7万6千円のバーバリーのワンピース、さらには16年6月の雑誌対談で着ていた11万6千円のレッドヴァレンティノのドレスをも上回る“過去最高額”ですね」

 

着ている洋服の値段は右肩上がりだが、彼女の服の好み自体は、以前からあまり変わっていないという。

 

「世の中から姿を消していた2年前、瀬戸内寂聴さん(95)との対談で久しぶりに姿を見せた際のドレスも、今回と同じ白色。自分は潔白ーーそう訴えるかのような、クリーンで無垢な雰囲気のデザインでした。でも、今回のグッチのワンピースは胸元にフリルやリボンがあしらわれた派手なデザイン。“勝負服”というか、『返り咲いてやる!』といった意欲が見えます。2年前よりも自信が回復したのか、“野望”すら感じられますね」

 

プロの目にも過去との違いがはっきり見てとれるようだ。今回の著書には、論文ねつ造を指摘されて“どん底”に落ちた日々から、彼女がどうやってここまで這い上がってきたかが、克明に描かれている。日記は、理研を依願退職した直後の14年12月31日から始まるが、当時は一歩も外に出ず引きこもる生活だったという。

 

《一日に何度も死にたいと思って、気が付けば真剣に方法を考えてしまう日々が続いている(15年1月24日)》(『小保方晴子日記』より・以下同)

 

絶望の淵に追いやられた彼女は、16年1月に手記『あの日』(講談社)を出版。何を言っても世間が聞く耳を持ってくれなかったと感じていた彼女は、本を書くことで、初めて鬱屈した思いを活字の形で吐き出すことができたようだ。このころから、彼女の生活に変化が現れていく。

 

《新作の化粧品でテンションアップ(16年1月3日)》

 

STAP騒動の渦中には、スエットにパーカー姿で、髪の毛を振り乱して理研に出勤していた彼女を本誌も目撃していた。2年前の手記出版をきっかけに、彼女は次第に化粧品やファッションへの関心を取り戻していく。

 

《白いワンピースを友人が代わりに買って、郵送してくれた。私にウェディングドレスを着る日は来ないと思うから、奮発してこの白いワンピースを買うと決めたのだ(16年4月9日)》

 

STAP騒動から4年。彼女は、美しい“鎧”をまとうことで、世の中と再び対峙する勇気を得たのだろう。

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